| 川連漆器 |

| ■川連漆器(かわつらしっき) | 約800年の歴史を誇る工芸品で国の伝統工芸品に指定されています。 この地区には、仏壇、稲庭うどんなどこの他にも有名な特産品がありますが、稲庭うどんと漆器の組み合わせは海外でも高い評判を得ています。 |
| ■木地 | 丸い物にはブナやトチの木が使われ、四角い物にはホウノキなどが使われます。 |
| ■塗り | 漆(うるし)から取れる樹液は仕上がりの美しさ、堅牢さに最も優れた原料で、塗りは、「地塗り」と呼ばれる柿渋と生の漆を直接塗って研いでは塗るという工程を何回も繰り返すことから始まります。 次に、「中塗り」が始まり、「本塗り」で完成しますが、この本塗りには「花塗り」という熟練した技術を用い、刷毛のあとを出さず均等に塗りあげます。 |
| ■沈金 |
加飾の一つで、四季折々の草花や鳥などのデザインが施され漆器に趣を与えます。これは塗装された漆器の表面に画かれた点や線、模様に鉋かんな)をかけ浅く削り、彫った部分に生の漆をすり込み金箔をおいていきます。 この沈金彫りは、川連漆器独特の加飾の技法で他の産地とは大きな違いがあります。 |
| ■蒔絵 | 下絵付けした模様に平描漆で模様をなぞり、内部に粉を蒔き、さらに細かい葉の筋などを蒔絵筆で加工し仕上げます。 |
| ■お手入れ方法 | ●軽い汚れは、40度くらいのお湯でさっと洗います。 ●油汚れは、食器用中性洗剤を薄めて、布巾や柔らかいスポンジにつけて洗います。 ●ご飯のこびりつきは、お湯に10分ぐらい浸して洗います。 ●水を切ったあと、乾ききらないうちに布巾で手早く拭いてし まうと水滴の跡は残りません。 ●電子レンジ・ナイロンたわし、磨き粉・スチールウール・食器洗器・乾燥機は使わないで下さい。 ●長期間のつけおき、煮沸はしないで下さい。また、直射日光は避けて下さい。 ●うるしは一般の合成塗料と違い、耐熱性・耐酸性があり、あらゆる薬品に侵されず、この乾燥皮膜は完全優秀な永久性塗料です。熱いもの、冷たいもの、酢のもの、油ものなど何でも適しています。使い込むほどに風合い、独特の色合いが出てきますので、思う存分お使い下さい。 |